年金法条文に直し漏れ、上乗せ支給できない恐れ

先の通常国会で成立した年金改革関連法のうち改正厚生年金保険法の条文に直し漏れがあったことが23日わかった。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040623it05.htm
読売新聞より

こういうのは、よくある修正漏れなんだろうか?仕事で役所で協議する時に、どう見ても条文おかしいものありますね。年金問題は国民の関心高いから、すぐに気がついたけれど、細かな法律、施行令や細則等の所謂、行政内部立法的なチェックの働き難いものは、特に要注意だ。
随分前、勤めて最初の頃のプロジェクトはコーポラティブハウスだった。だから全戸公庫融資借りる。当時の公庫法には建設面積の定義があり、何だかよく分からないけれど、この建設面積には階段やバルコニーも含むらしい。そして、僕の担当したコーポは異様にバルコニーが多い形で、上階で規模小さいのに、この建設面積の規定面積に抵触して、階段二つ取れと指導受けた事がある。「規定の面積に避難施設としての階段やバルコニー重複しているから、これは間違いですよ」と逆に指導してやると、担当者憤慨して、「じゃ貸してやらない」みたいな話になり、不毛な論争しましたね。
もちろん、該当項目は全文抹消させましたけれどね。
でも、本当に意外だったのは、当時のコーポやってるコーディネーターさん達が、それ聞いて、過去の案件振り返り悔しがっていた事ですね。そう言えばペンシルマンションで、意味無く階段ばっかりの、多かったような気もする。
おかしな条文は、まず条文自体が間違っている事を、疑うべきですね。