2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「レイアウトの法則 アートとアフォーダンス」佐々木正人著を読む

レイアウトの法則 アートとアフォーダンスISBN: 4393360281を読む 建築家塚本由晴氏との対談のところ中心に詠み進める。 佐々木 ギブソンの提案した「生態幾何学」の基本単位としてのサーフェス(表面) 人類はサーフェス について三つのことをしてきたとギ…

茂木さんの見たニュートンの木は花も実も着けてなかったらしい

茂木さんの「意識とは何か」特設掲示板に質疑してみたら、さっそくお答いただいた。 てつろうさん 投稿者:茂木健一郎 投稿日:10月26日(日)08時48分54秒 Trinity Collegeの前のリンゴの木については、 花を咲かせたり実がなっているのを 見た記憶がありませ…

意識とは何か 茂木健一郎著

予約していたのが届く。 中をめくっていて、ニュートンのリンゴの木(ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジ内)の写真が載っていた。各地にその子孫が接木とかして記念植樹されているという。幸運なリンゴの木。 でも茂木さんの添付されている写真は白黒…

キアロスタミ「友達の家はどこ?」のジグザグ道の丘

やっぱり似ている。 正チャンの漫画の背景に。この映画のロケ地はイラン大地震で被害を受けたらしく、その後キアロスタミさんは、被害が心配で、このロケ地を目指すドキュメントとフィクションの混ざったような映画「そして人生は続く」を制作されている。 …

漫画「正チャンの冒険」誕生80年で特別展

日本郵政公社は21日、朝日新聞に連載された漫画「正チャンの冒険」の誕生80年の特別展を東京都千代田区大手町2丁目の逓信総合博物館で11月21日から12月23日まで開くと発表した。正チャンの冒険は1923年から26年まで掲載され、ふきだしと…

佐々木正人著「レイアウトの法則」も読む(借りる)

(哲学という分類でよいのか?) 返却と同時に佐々木正人著「レイアウトの法則」(アートとアフォーダンス)予約してたのが着いていて借りる。こちらの表紙はアルブレヒト・デューラーの「大きな芝草」の引用である。鮮やかな草の色です。「オランダワレモコ…

「生態学的視覚論 ヒトの知覚世界を探る」J.Jギブソンを読む

アフォーダンスという言葉に最近弱い。気になるというか、難しい。理解するというか、感じることなのか、よく分からない部分もある。 図書館から借りてきて(4175円と高価本だし)表紙眺めてるうちに期限きて、返却してしまう、いつものパターン。また、もう…

小津安二郎の生誕100年、郵政公社が記念切手を発売

本件の切手には、三重県松阪市にある「小津安二郎青春館」を背景に、演出の合間の 小津安二郎とミッチェル撮影機(展示:おのみち映画資料館(広島県尾道市))を デザインしています。 また、切手シートの余白部分には、小津安二郎生誕百年記念ロゴマーク、 …

茂木健一郎さんからのコメント

てつろうさんのサイトは、いまはやりの blogの、かなり いい筋のものですね(笑)ご自身の個人的な感じと、 パブリックな感じの バランスがちょうどイイカンジですね。 毎回画像があるのもイイカンジですね (茂木健一郎)茂木さんのHPより転載 茂木さん、…

おおたか静流&内橋和久ミニライブを聞く

大阪の動物園前フェステバルゲート8階にておおたか静流&内橋和久ミニライブを家族皆で聞く。 NHK教育の朝の番組「にほんごであそぼ」の中のいくつかの歌を1時間くらい。 「ぴっとんへべへべ」とか「たァけェのォこォめェだしたァ」とか小さな子供さん居…

生誕100年「知里幸恵の再評価を」を読む

津島裕子さんの新聞投稿(読売新聞2003年10月14日夕刊)]「知里幸恵(ちりゆきえ)の再評価を」を読む。 一部転載 日常的に日本語を使っている私たちは、アイヌ語と日本語が緊張してせめぎ合い、 共存の可能性をも示唆するこの「アイヌ神謡集」の存…

赤ちゃんは顔をよむ

山口真美著「赤ちゃんは顔をよむ」を読む。赤ちゃんは、一番身近で触れる機会の多い「お母さんの顔」よりも生まれてから次々と出会う、「様々な人の合成顔」の方に興味を示すという実験結果を読んで、イメージの合成能力は、やはり人間の本能なんだと再認識…

小嶋一浩「アクティビティを設計せよ!」を読む

一部抜粋省略して転載 アクティビティと空間 アクション(行為)は個別性の高いものであり、それに対してのアクティビティは そうした行為の集積をそのまま全体としてとらえようという視点である。(小嶋一浩) 最近のTVコマーシャル見ていても何となく群…

円山応挙展を見る

大阪市立美術館にて円山応挙展を見る。襖絵のように建築と一体化して、また折り畳みながら半立体化する屏風に新しい魅力を感じる。自然を見る時の感覚に近いものがある。 制作のされ方にはフォーマットのようなものも少し感じる。構図や色彩には定型化したも…

久し振りで小説を読む

保坂和志さんの「カンバセイション・ピース」今、第4章まで読んだところ。保坂さんのイメージにも身近な親しい人達の記憶=顔的世界と、それを取り巻く日常の光景=ランドスケープ的な果ての無い世界とのブレークスルー的な結びつきを感じる。年齢的にも近い…

今日もモアイ

高校の時の体育祭で描いたモアイ像の写真もう一枚載せる。(白黒写真というところが時代を感じさせる)応援団の三三七拍子も懐かしい。 顔に興味を持った最初のイメージですね。 最も人間に近く、まとまりを持った「顔」のイメージと周囲の果ても無くカオス…

eidosについて

日記のタイトルにしたeidos(エイドス)とは私の好きな哲学者プラトンの考えた概念です。彼の対話集のうち宇宙の生成について書かれたティマイオスが特に好きですね。一般的にプラトン哲学に対して言われているような形而上学的な普遍的な世界観とは少し違っ…

今日からメモを書く

プロフィール 名前:河野哲郎(こうのてつろう) 性別:男 生年:1958年生まれ 仕事:主に建築設計(美術関係も少し)

福岡道雄個展を見る

大阪の信濃橋画廊で福岡道雄個展を見る。(写真は読売新聞2003年10月3日夕刊からの転載) その時の感想。 福岡道雄さんの事は僕のアートを作る上での心の師と思っている。以前にアドバイスいただいた 「作れない時でもメモはとっておきなさいよ」 と…