福岡道雄個展を見る
大阪の信濃橋画廊で福岡道雄個展を見る。(写真は読売新聞2003年10月3日夕刊からの転載)
その時の感想。
福岡道雄さんの事は僕のアートを作る上での心の師と思っている。以前にアドバイスいただいた
「作れない時でもメモはとっておきなさいよ」
という言葉はいつも、苦しい時とか思い出して、心の支えとしている。
今回の展示は4種類の作品が置かれていた。
横2.8m×縦1.8mの黒のプラスチック板に「もういいじゃないですか、ニッコリ笑っていきましょう」と小さな文字が何万と刻まれたもの
その板の上にヌードの女性が横たわる写真のパネル
ミミズの彫刻。ミミズが一匹黒い台座に置かれている。象徴的な台座
黒い形容しがたく、様々なイメージを感じる立体。巨大なジャガイモのような、人体の部分の拡大像のような
以上であった。
謎は謎のまま解かずに感じていたい。そんな光景であった。