哲学

 ジャック・デリダ著「コーラ プラトンの場」を読む(借りる)

デリダさん死去のニュースみて、新しいもの読みたくなった。僕の好きなプラトンのそれも、特にお気に入りの「ティマイオス」のテキストについての批判的言説。釈尊と同じ時代に生きたプラトンの著作の原本というのは、いったい何処にあるんだろう?それも読…

 仏哲学者のジャック・デリダさん死去

フランスの著名哲学者ジャック・デリダ氏が8日深夜から9日未明にかけて、膵臓がんのためパリの病院で死去した。74歳だった。AFP通信などが伝えた。 http://www.asahi.com/obituaries/update/1010/001.html asahi/comより 御冥福を御祈りします。無意…

 「あえてする日常へのコミットメント」へ宮台真司氏のblogから

一部引用 ■「社会」の外に、コミュニケーション不可能なものからなる「世界」が拡がるとの見方をプラトン的世界観と言う。プラトン以前のギリシア人は、人間以外の諸事物とコミュニケーションして揺り動かされたが、プラトンはミメーシス(感染)と呼んでこ…

 東浩紀氏の有料メルマガ

はてなダイアリーで紹介している。http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20040407新しい出版形式として、普及するかも知れませんね。はてなのポイントでも購入できるとあるが、東氏ははてなのポイントを何に使えるのか、知りたいね。

 「情報技術の進歩と人間のコミュニケーション」養老孟司氏

ブロードバンドシンポジウム2004 基調講演より http://www.asahi.com/sympo/BB2004/index.html 意識と無意識についてのコメントですね。昨年、文楽に詳しい友人に誘われて初めて文楽を見た時、人形が意識の世界で、黒子の人形使いが無意識世界を象徴して…

タイムトラベルの哲学(青山拓央著)読む

のまdさん御勧めの著作、「タイムトラベルの哲学」というタイトルが良いですね。表紙のイラストも楽しそう。 冒頭での対談で大学入ってからも哲学やる気まったく無かったと言うのも良い。 青山拓央さんのHPはこちらです。http://www.ne.jp/asahi/takuo/ti…

エリック・ホッファーの『魂の錬金術』

建築家の難波和彦先生のHPから引用http://www.kai-workshop.com/index/index.htm エリック・ホッファーの『魂の錬金術』を読み終わる。気になるアフォリズムは山のようにあったが、決定的なものだけを引いておこう。 「社会が多くのことを達成するには、高…

東浩紀氏のメールマガジン(創刊号のみ無料)を読む

哲学者の東浩紀氏のメールマガジンを拝読。既存の出版システムを根底から揺さぶるのか、共存可能性を探るのか、東氏は共存を望んでいるようであるが、あっという間に変化は訪れるかもしれない。 彼のはてなダイアリーを読んで、それで刺激受けて、ここを開設…

茂木健一郎さんからのコメント

茂木さんのHPに書き込んでおいたら、御返事あり。http://www.qualia-manifesto.com/index.j.html てつろうさん 投稿者:茂木健一郎 投稿日:12月11日(木)08時15分59秒 「システム論の虚点」 という視点はオモシロイです。 http://155.teacup.com/kenmogi/b…

郡司ペギオー幸夫著「生成する生命」を読む(借りる)

難解でなかなか読み進まない。 彼の「超越的全体に抗いして」というメッセージに対して感じた事。 「超越的全体に抗いして」というメッセージを読んで、最初にイメージしたのは、1960年代の美術活動の「具体美術」の試みでした。僕はライブでは見たこと…

 「生成する生命 生命理論1」郡司ペギオ−幸夫著読む(借りる)

これもほとんど著者の御名前のユニークさで借りた感じ。中身はいきなり難しく返却までに読み終わらない感じですね。御名前のイメージでは「しゃべくりマジック漫談」みたいに易しく難解なコンセプトを解説してくれるのではないか?と期待したけれど、少し違…

「カントとカモノハシ(上)」ウンベルト・エーコ著を読む(借りる)

紹介欄のタイトルが面白かったので図書館から借りる。(各巻¥3200円は高い)カントもウンベルト・エーコも知らない。カモノハシも詳しくない。しかもこの本はメインテーマのカモノハシの詳しい写真も図版もない。表紙にかろうじて小さく上から見た姿が…

茂木健一郎さんの日記を読む

茂木健一郎さんの日記から引用する。 茂木さんのHPでは、大学の講義をそのまま音声データで流していたり、非常にオープンな雰囲気で良いなと感じる。メッセージも発想の手掛かりになるものばかり。知らない哲学者の名前とか出るが、少しずつ参考にして読ん…

茂木さんの見たニュートンの木は花も実も着けてなかったらしい

茂木さんの「意識とは何か」特設掲示板に質疑してみたら、さっそくお答いただいた。 てつろうさん 投稿者:茂木健一郎 投稿日:10月26日(日)08時48分54秒 Trinity Collegeの前のリンゴの木については、 花を咲かせたり実がなっているのを 見た記憶がありませ…

佐々木正人著「レイアウトの法則」も読む(借りる)

(哲学という分類でよいのか?) 返却と同時に佐々木正人著「レイアウトの法則」(アートとアフォーダンス)予約してたのが着いていて借りる。こちらの表紙はアルブレヒト・デューラーの「大きな芝草」の引用である。鮮やかな草の色です。「オランダワレモコ…

「生態学的視覚論 ヒトの知覚世界を探る」J.Jギブソンを読む

アフォーダンスという言葉に最近弱い。気になるというか、難しい。理解するというか、感じることなのか、よく分からない部分もある。 図書館から借りてきて(4175円と高価本だし)表紙眺めてるうちに期限きて、返却してしまう、いつものパターン。また、もう…

茂木健一郎さんからのコメント

てつろうさんのサイトは、いまはやりの blogの、かなり いい筋のものですね(笑)ご自身の個人的な感じと、 パブリックな感じの バランスがちょうどイイカンジですね。 毎回画像があるのもイイカンジですね (茂木健一郎)茂木さんのHPより転載 茂木さん、…

eidosについて

日記のタイトルにしたeidos(エイドス)とは私の好きな哲学者プラトンの考えた概念です。彼の対話集のうち宇宙の生成について書かれたティマイオスが特に好きですね。一般的にプラトン哲学に対して言われているような形而上学的な普遍的な世界観とは少し違っ…