茂木健一郎さんからのコメント

eidostetsuro2003-12-11

茂木さんのHPに書き込んでおいたら、御返事あり。http://www.qualia-manifesto.com/index.j.html

てつろうさん 投稿者:茂木健一郎  投稿日:12月11日(木)08時15分59秒

「システム論の虚点」
という視点はオモシロイです。
http://155.teacup.com/kenmogi/bbs

僕の書き込み内容は下記です。

郡司ペギオー幸夫さんの「生成する生命」詠んでいますが、難しいですね。ギブアップしようかな。
一部引用
「すなわちシステム論の虚点とは、多元的運動担体への執着によって、逆説的にもたらされる全体性であり、運動担体の担う全体性を詮議の対象としない態度から帰結される、素朴な超越的全体性への転倒なのである。それは結局、運動担体の担う全体性を、否定表現以上に折り開かない態度に起因している。」


茂木健一郎さんと川俣正さんとの対談を拝聴していて、川俣さんのアートもどこか「システム論の虚点」的なものを常に引きずっているように感じました。そこに一度囚われると、そこから脱却することは至難のことであろうと思う。仮説的なものの布置も「システム論の虚点」的なものの召喚の為になされていると言えなくも無い。

時々関わる、ランドスケープ的な仕事をしていて、僕なりに考えるのは、そのような「システム論の虚点」的なものを持ち込まないことであるのかもしれない。

茂木さんの新しい著作も読んでみよう。

養老孟司茂木健一郎
「スルメを見てイカがわかるか!」(角川書店

ミイラを見て人がわかるか?という事でしょうか?でも養老孟司さんはTVドキュメントで中絶胎児の標本たくさん自宅にコレクションしていたし、昆虫標本も膨大にあったけどな。