ライブドア「2年で黒字」近鉄買収具体案

提案書では、赤字経営近鉄球団を再生するため、地域密着型の市民球団運営や、情報技術(IT)の導入を計画。選手のやる気を引き出すストックオプション(自社株購入権)の付与や、インターネットを活用した試合中継・情報配信などを打ち出している。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040712-0031.html
nikkansportsより

インターネットを活用した試合中継や情報配信は、ライブドアが買収できなかったとしても、進めていけばビジネスになりますね。ネット普及率60%とか統計にでているらしいから、TVとは違う楽しみ方も提供できる環境整っていますから。
野球は全てがセットプレーだから、もともとネット向きのコンテンツだと思う。ボールの配球のデーター見ているだけでも、囲碁のような頭脳戦が見えてくる。その辺りのきちんとした解説できるプロは野村克也さんとか、元近鉄有田修三さんのように、パリーグ出身の方しか僕は知らない。時々日本に帰ってきたときの大リーガー野茂や長谷川の解説も実に鋭い。彼らもまたパリーグ出身だし。その辺りの野球の情報に対しての批評的、メタ認知的な視点を持ったキャラクターの発掘も、同時に必要でしょうね。
今回の近鉄オリックスの合併をめぐる議論は、注視していきたいですね。現状の制度をドライに短期間で大きく変えようとする長老達と、様々な小さなアイデアで、現状を発展的に維持していこうとする若い経営者の対比も面白い。
近鉄ファンの自分としては、球団無くなるのは、思い出が消えてしまうような寂しさも感じるが、変化していく部分を見てみたい気持ちも一方ではある。