保坂和志著「書きあぐねている人のための小説入門」を読む

eidostetsuro2003-11-26

僕は小説あまり読まないし、この手の本は今まで興味なかったけど、保坂さんの「カンバセイション・ピース」読んでから、ジーンときて、何となく僕の生き方まで少しづつ変わってきたような気がして、本屋さんで手にとって衝動買いした。

中身も、もちろん良さそうだけど、僕の心を動かしたのは、本の装丁の良さというか絞りの入った和紙のような紙の触感である。手に持った時の感触が凄く良い。これは文字では伝わらない部分である。
カンバセイション・ピース」の装丁も何となく僕には土壁のような感触があって、良かったけれど、こちらは和菓子の包み紙のような、やさしい感じがある。

装丁者:前橋隆道
検索すると過去に手掛けられた本のリストがあった。
柳美里「生」「命」「魂」
斎藤孝「声に出して読みたい日本語」