補償求めたシベリア抑留元日本兵の上告を棄却 最高裁

厚生労働省によると、シベリアに抑留された日本兵らは約57万5000人、うち5万5000人が現地で死亡した。 (01/27 18:30) asahi.comより引用

イラクへの自衛隊派遣問題見ていても、気になるのは、行く事よりも心身共に傷ついて帰還した時の、その後の人生のこと。現実に60万人もの日本人を今現在においても、見捨てている国家が信用できるとは、とても思えない。イラクで2名の外交官が亡くなられ帰還された時も、棺をかついだのは、千葉県警儀杖隊だった。

僕の亡き父も20歳過ぎの頃、シベリア抑留され、筆舌しがたい辛苦を味わったようだ。父が生き延びて、ここに僕がある事に感謝する。
ロベルト・ベニーニの「ライフイズビューティフル」を観た時に、おそらく父もこんな風にして、生き延びたんではないかと想像し、笑い、そして涙した。
日本政府はシベリア抑留者が全員亡くなるのを待ってるかのようだ。1945年からほぼ60年ですね。原告の方も83歳ですね。心から応援しますね。

超整理法野口悠紀雄先生のHPに、時の日本政府の実態が描かれています。参考までに

「超」整理日記 2003/5/17 戦争が暴く権力者の本質
http://www.noguchi.co.jp/archive/diary/030517.html
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