ハコダテスローマップ

eidostetsuro2003-11-04

ITsquare news2003年11月4日号より
http://www.sw.nec.co.jp/ml/?t=con_zero08&p=q057h90100000141154
http://www.slowmap.org/index.shtml

1992年にニューヨーク市で始まった「グリーンマップ」というプロジェクトがある。
街中にある緑や、自然食レストラン、エコロジー関連施設、バリアフリー状況などを
紹介する地図を、印刷物やホームページで提供しようという非営利活動だ。
欧米だけでなく、アジア、アフリカを含め220以上の都市が参加しているという。

 自然や緑の豊かな場所の案内図というと、雑誌の特集や観光ガイドでも見かける、
ごくあたり前の発想に思えるが、グリーンマップの特徴は「アイコン」を世界共通にしている点にある。
アイコンは絵文字であるが故に、言語に左右されにくく、子供でもわかりやすい。
地図を作るときの主旨とアイコンをグローバルにスタンダード化しておけば、
誰がどこの都市に行っても、すぐに使い始めることができるわけだ。
これは「地球規模で考え、地域で行動しよう」という環境保護派のスローガンが、
具体的な形になったいい例だと思う。

僕のような方向音痴気味の人間には地図は欠かせないし、地図自体に親しみがある。アイコンという言語とイメージの混合体は世界共通ですね。
日本で唯一スローマップと名付けられている、ハコダテスローマップ覗いてみると散策の道には靴あとのマークが並んでいる。僕もネットの地図をプリントして、ルートをマーカーで塗る事が多いから、よく分かる。