蜂の巣研究の続き-2

eidostetsuro2004-02-06

蜜蜂の研究されている方から紹介いただいた、「ミツバチ観察事典」(小田 英智構成・文 藤丸 篤夫写真、偕成社1996発行)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/403527240X/ref=sr_aps_b_/250-1748175-0087403の中の蜜蜂の巣の写真について、偕成社さんよりblogへの転載の許諾をいただきました。巣の底の菱形12面体状の最密充填構造は宝石のように美しい。ありがとうございました。

同じくお勧めいただいた、メーテルリンクの「蜜蜂の生活」(工作舎http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875023391/qid=1076062897/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-1748175-0087403も入手した。ノーベル文学賞作家のメーテルリンクさんの言語だけによる、蜂の生態の観察に驚嘆する。第3章「都市の建設」は62ページに渡り、蜜蜂の巣つくりについて記述されている。特に130〜139ページの記述は、蜜蜂に形の認識力があると感じさせるに十分な奥行きを持っている。
巣礎が最初に厚い板として作られ、そこに菱形12面体状の穴が両面から手分けして同時に堀り進められるらしい。向こう側はまったく見えない状態で、何故半分ずつずれて、この写真のように菱形の底ができるのか、メーテルリンクさんも「神秘」と言わざるを得ないもののようです。